Quilp Hand Painted Shoes/Ghillie Shoes(クイルプの白ペンキを塗ったギリーシューズ)

皆さん、こんばんは。

Quilp(クイルプ)の2016SSコレクション発注分のシューズが届きました。

まずは、新しい試みのギリーシューズを紹介します。

いつものTricker’s製ではなく、ポルトガルの工場で生産しています。

それに伴い、製法もグッドイヤーからマッケイに変更になってます。が、ふつーのマッケイではありません。

そーなんです、クイルプが考案した「変形のマッケイ製法」でして、通常マッケイはアッパーとソールを直接縫い付けてフィニッシュなんですが、そこからさらにもう一枚アウトソールを足しています。なので、ソール交換の際は足した部分のアウトソールのみ交換すればOKなんです。

マッケイはソール交換の回数に限界があると言われてますが、これなら長く履けますね。

そうそう、足した部分のアウトソールはvibram社のシャークソールなのでクッションもよいし、見た目もインパクトあり。

使用しているラストはフィッティング4、全体的なボリュームはありませんが、逆にトゥのオデコ感がアップしてます。

このギリーシューズ、グッドイヤーの靴と比べるとちょー軽いし、クッションもよいし、コバもすっきりしてるし、まさにマッケイ製法の弱点をカバーした「ハイブリッド」な一足に仕上がってますっ。

あっ、そうだった。フィニッシュにデザイナーのM氏が一足ずつ白ペンキ(剥がれにくいやつ)を塗ってるんです。

やっぱり、punkなんだよなぁ。。。

Quilp by Tricker’sについては後日〜

それではまた。

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