1950's Vintage French Brown Canvas Hunting Jacket "belle jardiniere"(1950年頃までに作られたベルジャルのハンティングジャケット)

皆さん、こんばんは。

明日から涼しくなるってマジすか？

このまま秋モード全開になってくれると、洋服屋としてはOK牧場！なんですよね〜。

本日はVintageアイテムを紹介します。

1950年代頃までにフランスで作られたハンティングジャケットです。

このハンティングジャケット、ヨーロッパのメゾンのような雰囲気がただよっていると思いませんか？

いわゆるゴリっとしたギアぽい感じとも違うっていうか、ニュアンスが違うんですよね。

ちょっと違う感じがするのには理由があります。

belle jardiniere(ベル・ジャルディニエール)ってご存知ですか？

フレンチヴィンテージ好きの間では「ベルジャル」の愛称で知られてます。

簡単に説明すると、今はなき百貨店のオリジナル商品です。

ここの商品はクオリテイがハンパない。

フォルムが美しいし、生地もよいし、縫製も丁寧だし、細かい箇所の作り込みもすげーす。

フレンチ好きが、ベルジャルヲタになるのが分かる気がします。

大戦後に作られたものと推測されますが、当時の華やかさを十分に感じることが出来る一着だと思います。

とても打ち込みのよいダック生地はまるでギャバジンのようですし、右肩のレザーの当て布は60年以上経過しても腐っていません。

上質な素材を使用していたことを、時間の経過が証明していると思います。

私はこういった素晴らしい洋服を見ると、いつも思うんです。

過去から受け継がれた(生き残った)洋服達に勝つことが、出来るのだろうか？って。

店として、どれくらい未来に残せる洋服を選んでいけるかが、とても大きな目標なんです。

すいやせん、話がずれました。。。

これからの時期はプリントティーの上からガバッと羽織り、真冬になったらインナーにセーターを着込めばけっこーいけると思います。

ハンティングジャケットが欲しかったけど、ふつーじゃないやつを探していた方、今年はブラウンのアウターを探していた方、etc…是非一度袖をとおしてみて下さい。

それではまた。

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