DA’S/Dolman Henley 2 "dark wine"(ダズのダークワインカラーのドルマンヘンリー2)

皆さん、こんにちは。

本日はDA’S(ダズ)のドルマンヘンリー2を紹介します。

私は洋服を作る時に古い資料を参考にする時もありますが、妄想から発展することのほうが多いです。

このドルマンヘンリーは、フランスの1930年代頃のワーカーが肩を落としてヘンリーネックを着てたら可愛いだろうな〜っていう妄想から。

肩を落とす→肩幅を広くする。これだとオーバーサイズになってしまいます。

ワーカーなので身体に沿わせて着ているはず？

という想像から生まれたのが、ドルマンスリーブでした。

この形状だとアームホールがないので、肩が落ちてるように見える。

何度も修正を繰り返し、現在のモデルに落ち着いたのが昨年です。

縫製仕様はハギ部分がフラットシーマ、衿はバインダー、裾は断ち切りロック始末。

ダズでカットソーを作る際にキモなのがフラットシーマというミシンです。

これがないとダメっていうか、作りたいっていうコスモが爆発しない(笑)

素材は南米産の原料を一般的なものよりも少し変わった方法で端数番手の糸にしたものを使用し、ムラ感があるけど触るとめちゃやわらかいっていう不思議な生地感です。

やわらかい生地って透け感があるものが多いですが、この生地は1枚で着ても大丈夫ですよ。

あっ、昨年と同じ生地です！

フィニッシュに後染め(製品染め)しました。

カラーは何回か登場しているダークワインです。

今回の染めは化学染料ですが、いい感じに経年変化するので着まくって自分だけの一着に育ててほしいですねぇ。

あっ、そうそう、ボタンはvintageで〜す。フランスで1930年代頃までに作られたガラスボタンを使用しています。

明日7/18(月)より販売致します。

気になりましたら是非。

詳細についてはこちらをご覧下さい。

[ダークワイン]

経年変化する染料でオーバーダイしてますので、

着用&洗濯を繰り返すことによりゆっくりと変化していきます。

マイカラーに育てて下さいね。