DA’S / Dolman Henley(ダズのドルマンヘンリー)

本日2度目のブログアップです。

DA’S(ダズ)のヘンリーネックカットソーを紹介します。

最初のリリースが2010年なので、なんとっ13年前から作り続けているアイテムです。

私は洋服を作る時に古い資料を参考にする時もありますが、妄想から発展することのほうが多いです。

フランスの1930年代頃のワーカーが肩を落としてヘンリーネックを着てたら可愛いだろうな〜っていう妄想から作り始めたのですが、

肩を落とす→肩幅を広くする

単純にこれだとオーバーサイズになってしまいます。

でもワーカーなので身体に沿わせて着ているはず？という想像から生まれたのが、ドルマンスリーブでした。

この形状だとアームホールがないので、肩が落ちてるように見える。

何度も修正を繰り返し、現在のモデルに落ち着きました。

縫製仕様はハギ部分が4本針フラットシーマ、衿はバインダー、裾は断ち切りロック始末。

ダズでカットソーを作る際にキモなのがフラットシーマというミシンです。

これがないとダメっていうか、作りたいっていうコスモが爆発しない(笑)

立体的なフォルム、身幅は広すぎず狭すぎず。

ドルマンなので着用者の体型でシルエットが変わります。なので、好きなバランスでサイズを選んで下さいね。

今回はサイズ1と3の2サイズ展開です。

素材は南米産の原料を一般的なものよりも少し変わった方法で端数番手の糸にしたものを使用し、ムラ感があるけど触るとめちゃやわらかいっていう不思議な生地感です。

やわらかい生地って透け感があるものが多いですが、この生地は1枚で着ても大丈夫ですよ。

あっ、先日のポケティーと同じ生地す。

フィニッシュに化学染料で後染め(製品染め)しています。

フラットに染まる感じにしたくなくて、縫製糸と染めが配色になるようにしてみました。

デザイン的にハギの入れ方がトリッキーなので、ビジュアルが面白いと思います。

オリーブグレーとレッドブラウンの2色でぃス。

最後に一つ。

このドルマンヘンリーも様々なバリエーションが存在します。

(ぶっちゃけ何回作ったか覚えてません)

ややこしいので、今回リリースから「ドルマンヘンリー」とします！

ラギッドすぎずモードすぎないヘンリーネックカットソーをお探しの方、すでにお持ちのおなじみさん、是非試してほしいなって思います。

明日5/19(金)より店頭販売致します！

ドルマンヘンリーのオリーブグレイのウェブショップはこちらから

ドルマンヘンリーのレッドブラウンのウェブショップはこちらから

気になりましたら是非。

[オリーブグレー]

ぱっと見は濃いめのグレーですが、見る角度によってオリーブっぽくも見えます。

オリジナルで作った色とはいえ、説明するのが難しいけど良い色だ。

[レッドブラウン]

やや赤みがある茶色です。

上手い表現が見つからないので、見たままレッドブラウン。

とっても合わせやすい色ですよ。