DA'S/Axel Jacket "cement grey"(ダズのセメントグレーのアクセルジャケット)
皆さん、こんばんは。
毎週水・木はお休みですので、ご注意下さいませ。
本日はDA’S(ダズ)のジャケットを紹介します。
雰囲気のある色のジャケットが着たいなって思い、ぼんやり浮かんだのがほっこりしすぎないグレーでした。
アスファルトやモルタルのような色ではなく、くすんだセメントのような色。
でも、ケミカルっぽい冷たい印象の色味はNG。
今回は化学染料よりも天然染色のほうがイメージに近いので、職人さんに色味を伝えて色を作ってもらいました。
とある天然染料で染めていますが、変化球を混ぜていますので独特の色味が表現出来ています。
いや〜かっちょいい色だ!
ジャケットの形は私の妄想から生まれたもの。
1890年くらいのアメリカのロガーの集合写真を眺めていた時、その中の一人がめちゃめちゃ雰囲気があるんです。
妙な親近感を覚え、その方をAxel(アクセル)さんと勝手に呼ぶことにしました(笑)
Axelさんに似合いそうなジャケットを作ってみよう!という感じで妄想劇場のスタートす。
職業柄めちゃ腕を使うので、肩付近の可動域がないといけません。当初はピボットスリーブにしようと考えましたが、なんか違うな〜と思い、AHの形状、肩幅、肩線、袖の太さで運動量を確保することに。あくまで見た目はふつー。
この時代は夏ではなく真冬に伐採作業をしていて、しかも運搬の兼ね合いで豪雪地帯じゃないとダメみたい。
そんな環境だと手がかじかんで作業に影響が出ちゃうので、スラッシュポケットは絶対に必要! 逆に箱ポケットと腰ポケットは作業の邪魔になるのでいらない。
衿は小ぶりなショールカラー、立てるとスタンドカラーのような感じがいい。
全体的にドレッシーにならないように注意して製作しました。
素材はvintageリネンでして、1950年代のフランスのデッドストックです。
未使用とはいえ70年前に作られたものなので、おいにいゴースー。
業者さんにお願いしてお湯洗い&タンブラー乾燥をかけ、おいにいグッパイに無事成功しましたっ!
まるで生まれ変わったかのような風合いはアナタの心をきっとフレッシュにしてくれますよ。
一重ではなく総裏仕立てでして、身頃はコットンのタイプライター、袖裏は綿レーヨンです。
脱ぎ着しやすいのと見た目がいい感じ。
あっ、そうだった。フロント〜衿部分はハンドステッチにしています。画像4枚目を見てちょ。
ダズらしいバランスの1着です。
気になりましたら是非。
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この後もう一つブログアップします。
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ご来店は予約制です。
お電話にてご予約をお取りください。
[セメントグレーのアクセルジャケット]
- color: cement grey / 100% linen(vintage linen) / size: F / ¥ 121,000(within tax) sold out