EMATYTE/SE-0. Side Gore Boots "purple"(エマタイトのサイドゴアブーツ)
皆さん、こんばんは。
今朝8時くらいに外出したんだけど、すげー風と雨でビビった。まるで台風のようだ。
こういう天候の時にちょーしいい靴があるといいのになぁって思う。お勧めあったら教えてください。
さて、雨には向きませんが本日はEMATYTE(エマタイト)のサイドゴアブーツを紹介します。
昨年の12月に入荷してたんだけど、個別紹介をすっかり忘れておりました(苦笑)
最近店頭でエマタイトについての質問が多いので、改めて紹介しますね。
デザイナーはGabriele Calvetti。
イタリアのフィレンツェにあるアトリエでGabriele氏がデザイン、縫製、裁断、染色、吊り込み、etc…を全て一人で行うという超絶レザーシューズブランドす。
こういう作り手さんは日本でもいるよね〜って思うかもしれませんが、この人マジで変態なんです。
まずね、よーくコバを見てみて下さい。ダシ縫いのステッチが見えないでしょ?セメント製法じゃないですよ。
製法はハンドグッドイヤーウェルト。ミシンを使わず全て手縫いでして、マジでステッチ攻めまくってます!
基本的にアッパーはワンピース構造(一部のモデルはハギなしもあり!)です。
アッパーがワンピースだとボテっとしたフォルムになるのでは?って思うかもですが、エマタイトはその辺のスキルがごーすーなの。
実際にソールを見ていただくと一発で分かるのですが、土踏まず部分のウェストのくびれがセクシーなんですよね。
そんなに攻めたラインにすると、靴自体がねじれたりホールドが弱くなるのでは?と心配になる方もいらっしゃるかもですが、実際に5年間履きまくった私物はじぇんじぇん大丈夫す。
技術的な部分でここで書けないこともあるので割愛しますが、マジですげーすエマタイト。
ウチでは4回目の入荷となるサイドゴアブーツですが、今回はレザーとソールを別注でお願いしました!
レザーはクラッタリバース(セミコードバンの裏使い)です。カラーはB&S用に作ってもらったパープルでして、オブジェクトダイと呼ばれる手法で染色しています。
(こういった靴がお好きな方ならご存知の方も多いかもですねぇ)
所謂製品染めなのですが、エマタイトのオブジェクトダイは裁断した革のパーツを手縫いしアッパーと呼ばれる靴の上部を製作後に太鼓(ドラム)で染色します。
染色したアッパーに木型を入れて吊り込み、底付け等をします。
むむ、太鼓で染めるとサイズが小さく上がるのでは?ってまたまた心配になる方がいそうですが、独自の手法で仕上げているのでノープロブレム。
そいでね、今回ガブリエルさんにお願いして作ったもらったパープルの色味がサイコーなの。
ムラ感たまらんし、雰囲気マジでハンパない。是非実物を見てほしいですっ。
前回と少しだけ違うのがソールです。
スニーカーのような履き心地のラバーソールですが、B&S用にアレンジしてもらいました!
この辺に関しての詳しい話はお店でね♡
サイズ展開は39・40・41・42・43の5サイズ展開で〜す。
以前も書きましたが、エマタイトの靴は個人的にちょー愛用しています。
見た目にクセはあるけど、めちゃ履きやすいんですよ。
雨の日に履く気には全くならないけど、晴れた日に履くとサイコーの気分になる靴ですよ。
エマタイトは情報の制限があるので、プライス等は非公開となっています。
気になる方はお問い合わせ下さいね〜。
ご来店は予約制です。
お電話にてご予約をお取りください。
[パープルのサイドゴアブーツ]
- EMATYTE / SE-0. Side Gore Boots "purple" /Handmade in Italy
- color: purple / material: culatta reverse(semi cordovan) / size: 39 ,
40, 41 ,42, 43 - price: ask