DA'S/M Trousers "special cotton gabardine"(ダズの特別な綿ギャバ生地を使ったムブトラ)

皆さん、こんにちは。

今日もアヂイですねぇ。

そんな気温に快適なDA’S(ダズ)のパンツを紹介しますね。

まず素材ですが、これがハンパないんです。

通常の工程とは異なる作り方をしてまして、ウール用のシャトル式織機にコットンの糸をかけて生地を織っています。

おーなんだか想像しただけでドキドキしちゃいますよね〜。

ちなみに、この織機で織ったウール生地は独特のナチュラルストレッチ(整理加工の種類にもよりますが)があり、着用した際に「キモちE〜」って感じますよ。あっ、ダズでも何回か使用してます^^

今回はウールではなく、コットン100%す。

織物としては2/2ギャバジンですが、経糸を二重にしています。

ちょー高密度でして、目付けも一般的なギャバジンの約1.6倍くらい。

って聞くと、生地の厚みがあって、硬くて着づらいんじゃないの？って思いますよね。

この生地はノンノンノン。

カサっとしたドライタッチはまるでタイプライターのようだし、もちっとした質感は履いていてめちゃめちゃ気持ちよし。

そいで、じぇんじぇん重たくないの。数値はただの数字なんだって思いました。着用感とは違うね。

あぁ、こんな素晴らしい生地あるんだな〜って機屋さんに伺った時に思いましたが、残念ながらこの生地をもう一度作ることは出来ません。

実は数年前に手に入れてストックしておいたのですが、この暑さに対抗すべくど〜んと使ってしまえということになり、今回パンツを作ることにしました。

形はMトラウザーズ(通称ムブトラ)です。

このパンツを試したことがない方が多いようなので、改めて書きますね。

古着屋でスーツの組下スラックスでいい感じのやつを探したことってありませんか？

パンツってどうしてもトレンドに左右されるので、シルエットとして現代に通用するものって案外少ない気がするんです。

古着の当たりパンツ引いた！的な感じを私達の気分で表現してみました。

シルエットはワークっぽくはなく、ややドレッシーな感じ。

お尻はすっきり、でもワタリ幅は太く、程よくテーパード。

ビジネスではなく、カジュアルすぎない、この塩梅が非常に難しいんです。

(オーダーでスーツをお作りになった方にはお分かりいただけると思います)

非常に履きやすいバランスだと自画自賛。

そういえば、ダズでベージュ系のパンツってあまり作ってないですね。

所謂チノパン的なビジュアルのパンツをお探しの方、ナツアツに快適なパンツを履きたい方にオススメですよ。

気になりましたら是非。

それではまた。

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[ダークベージュのムブトラ]

ブラウザにもよりますが、

3枚目の画像が実際の色味に近いす。