OMAR AFRIDI/Impasto Jacket(オマールのインパストジャケット)
本日2度目のブログアップです!
続いてはOMAR AFRIDI(オマール・アフリディ)2021春夏コレクションより、テーラードジャケットを紹介しますね。
インパストジャケットといいまして、絵画の技法であるインパスト(厚塗り)を洋服制作に流用し表現しています。
(以下プレスリリースより引用)
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今回のコレクションの制作をしているタイミングでレバノン人の彫刻アーティストSouheil Sleiman(スヘル スレイマン)と出会い、昨年のロックダウン期間中に制作していた「QUO VADIS」(英訳:Where are you going)という迷路の絵のシリーズを拝見しました。
そのタイトルにある通りこの”考える時間”の中でこれから自分たちはどこに向かっていくのか、絵を通して彼は表現していました。僕らは洋服という媒体で表現しているけれども、そこにある精神性は同じで全て”手”によって生み出されるものです。
Jean Dubuffetによれば「芸術は素材(物質)と道具から生まれなければならない。人間も語らなければならないが、道具も素材も語らなければならないのである。物理的な作品に先立つ構想という知的・観念的営為が偏重されてきたのとは対照的に、ここで着目されるのはむしろ手を基本とする感覚的営為である」(参考 : 論考覚書ー先史の造形)
こういったパンデミックのあと、芸術運動が生まれる傾向があるが今まさに僕らがその渦中にいる。
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今シーズンのOMAR AFRIDIを象徴するアイテムかと思います。
この圧倒的なビジュアルがハンパないす。
レバノン人の彫刻アーティストSouheil Sleiman(スヘル スレイマン)との合作でして、スヘル氏がジャケットにハンドペイントし、一着一着仕上げています。
まるで美術品のような仕上がりは、眺めているだけでシアワセな気分になります。
コレクションではオレンジ×黒ペイントでしたが、B&S用に黒×黒ペイントで作って頂きました。
ぱっと見は黒、近づくと何かすげーって感じす。
素材はコットン100%です。
洗いを何度もかけて油分を抜き、ガサッとした生地感に仕上げています。
ドライタッチで気持ちよいですよ。
シルエットはオマールらしいバランスです。
袖の作りはドルマンスリーブ、後ろ身頃に吹き出すドレープがかっちょいいす。
リラックスして着れるので、堅苦しいテーラードジャケットが苦手な方にもオススメですよ。
こんな洋服ってオマールにしか作れないと思うんです。
着るか着ないかだけではなく、欲しいかどうかですよね。
こういう状況の中、ここまでの洋服を発表したオマールチームに称賛を贈ります。
気になりましたら是非。
それではまた。
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- color: black(hand paint) / 100% cotton / size: L / ¥ 231,000(within tax) sold out